夫が仕事を辞めたい

夫が仕事を辞めたい・妻がする3つのこと

1・何も言わず、何より先にまずは話を聞く

窓の前に立つ夫婦

「夫、仕事辞めたいってよ」

桐島君との違いは、 夫は家庭を持っているということなんですよ。部活ではない。

20代や、30代前半で、まだ子供もいないならば、 まだ妻と一緒にとか、転職もすぐに考えられるでしょう。

しかし、子供も生まれて、養育費もかかりつつある30代後半~40代で、 「俺、仕事辞めたい…」と夫が言い出したとしたら… それはもう、夫はかなり追い詰められていると思った方がいいです。

夫は、やはり家庭の大黒柱としての責任を どこかで背負いながら仕事をしています。

多分、口には出さない夫も多いかと思いますが、 男性は多かれ少なかれ、家族を支える義務があると思い込んでいます。

そんな、覚悟があるにもかかわらず、 「夫が仕事を辞めたい」と言ったということは、 もう心が消耗しきっているということです。

「辞めたい」と言ってくる夫はまだマシで、 「いやー、仕事辞めちゃったわ」と、 スナック菓子を食べる感覚で仕事を辞めちゃう夫もいるわけです。

そんな、消耗しきっている夫に対して、 まず妻がするべきことは、今の夫の状況をしっかりと聞くということです。

絶対にやってはいけないことは、 「これからどうやって暮らすの?子供は?生活費は?次決めてるの?」 と、正論をぶつけること。

消耗しきっている夫に、そんなこと考えられるわけがありません。

妻に質問攻めにしたところで、 夫は何を言っているかさえわからないかもしれません。

「あなたはだあれ?まっくろくろすけ?」って、 メイちゃんがトトロに質問しているけど、 トトロからすりゃ、何言ってるかわかんねー、みたいな感じになっているわけです。

とりあえず、 なぜそんなに消耗しているのかを、 話してもらうことからして欲しいかと。

お酒を飲みながらでもいいし、 散歩しながらでもいいし、 カフェとかでお茶をしながらでもいいので、 夫を衰弱させている原因を吐き出してもらうようにしてみてください。

正直、 そこで夫は「なんか話したら少し整理できた」となって、 方向転換があるかもしれません。

とりあえず、何も言わずに話を聞くところから、 始めて欲しいわけです。

2・無職になったときの生活水準と仕事をつづけた時の水準を教える

夫が仕事を辞めたい、と言った時は、 まぁ、十中八九、次の仕事が決まっていないことが多いと思います。

これは、何度も書かせていただきましたが、 消耗しきっているため、まずはそこから離れることをしたいわけです。

はい、妻が次にやるべきことは、 現実を見てもらって受け入れてもらうことです。

無職になった場合、 どの程度の生活水準になるかを、 収入と支出を具体的に計算して、提示してあげることです。

夫がスポーツジムに通っていれば、 これは削らないと生活していけないことを提示してあげるわけです。 毎日お酒を飲んでいれば、 これを削らないと生活できないことを提示してあげるわけです。

で、もうひとつは、 転職が上手くいけば、同程度の生活水準になるということを 示してあげることで、転職活動のトリガーが入るかもしれません。

転職に関しては、年齢と職種でどれだけリスクがあるかは、 夫本人がわかっているので、 無収入になった場合の生活水準からどれだけリスクがあるかを 認識してもらえることでしょう。

ここで注意したいのは、 あくまで事実を示すだけにするということです。

私はこう思うけど、あなたはどう考える?という、 「妻の圧」は、プレッシャーになるので、 ここでもまだ、夫の意見に耳を傾けるだけにしておいて欲しいわけです。

ここで妻の意見を前面に出してしまうということは、 大物政治家が「このカラスは、どう見ても白色だよ。私が白と言ったら…ね?」 くらいのグラビティーがかかっているわけです。

夫にはまずは、現実を見て、認識してもらうことが必要なのです。

3・一緒に乗り越えられる方法を考えて実行する

はい!もう、ここから妻の圧をかけてもいい! ニコニコ笑ないながら、重力100倍でもいいくらいだ。

ナメック星に到着するまでには、 この重力100倍でかなり夫も強くなるはずだから。

とりあえず、どうすれば、 この「夫、仕事を辞めたい問題」を解決できるかを考えます。

これは夫婦によって違うと思います。 大事なのは、無理強いしないで実行できる計画を考えることです。

実は、私自身、妻に「俺…仕事を辞めたい」って、 41歳の時に言った経験があります。 子供もいますし、ローンもありますけど。

この時、私たち夫婦は、 私が仕事を辞めて、6カ月間の失業保険を検討しながら、 その間に次の仕事を確立するという計画でした。 転職というか、独立して起業することを考えています。

一応、半年やってNGだったらサラリーマンに戻ることにして、 転職活動を再開しようというものです。

妻からは、「4か月してNGそうだったら、 転職活動を並行して始めるよね?ニコニコ」と、 フリーザのエネルギー弾みたいな圧力がありまして、 この決意に達したわけです。

私の場合は、妻の収入がある程度あるのと、 貯金が少しあったこと、 退職金がもらえることで 独立への挑戦という選択肢でしたが、 各家庭で色々選択肢があるかと思います。

事実と向き合いながら、 次の転職先を探すのがいいか、 そのまま今の会社で働き続けるのがいいか、 独立するのか、など、 夫と話しながら進めていくことをしてみてください。

重要なのは、実行できる計画です。

精神病になりそうであれば、 今の会社を辞めることを考えて、 転職活動をする方が良いに決まっています。

生活水準を受け入れられれば、 主夫になるという選択肢もあります。

夫婦で一緒に考えて、 より良い方向性を見いだしてください。

おまけ

会社を辞めたいと思うことは、 誰にでもあると思うのですが、 口癖のように言っている夫もいるのではないでしょうか?

私も昔はそんな感じで、 妻には「辞める辞める詐欺」と言われたことがあります。

そんな時は、「一緒に飲んで話をする」… これで解決することもあります。

夫の本気度を確かめるために、 一度、飲みながら話してみて欲しいわけです。

アルコールが入ると、 本心が出ることがあるので、そこで本音も聞けます。 本気度、かなりわかります。

夫が本当に仕事を辞めたいのかどうかがわからない場合、 一度、お酒が入ってもいいので、 腹を割って話す機会を作ってみていただきたいわけです。はい。 わがまま言ってすみません。

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