夫が忙しくて妻がワンオペ

夫の仕事が忙しすぎてワンオペになる問題に向き合ってみた

夫である私自身が激務でして、こう思ってました

ワーカホリックの夫

私自身、子供が生まれてから、 仕事が忙しくて、ほぼ妻にワンオペ状態で育児をしてもらっていました。

そんな私が、世の中の奥様に怒られるの覚悟で、 夫の本音を申しますと、こんな感じでした。

  • 妻の「仕事に支障が出るから…」と言ってすべてやってくれる優しさに甘えていた
  • 育児より仕事の方が慣れてるから手を出したくなかった
  • 何日も連続で乳幼児、未就学児を見るのがどれだけ大変か知らなかった
  • 育児に参加しても妻のやり方と違うと怒られるから指示待ちしていた
  • 育児をするというより「妻を手伝っている」という感覚だった

この記事を読んでいる奥様達の目が攻撃色に変わっていくのが なんか画面越しに伝わってきます…。

はい。上の項目を読んでいただいて お気づきの方もいるかと思いますが、 夫である私は、薄っすらワンオペをしている妻を把握していて、 私は仕事に時間を費やしても大丈夫だろう!と勝手に思っていたわけです。

私の個人の意見も多いと思いますが、 私の会社の同僚たちも同じことを言っている方が数人いました。 逆に「いやー、そりゃない」って方もいますが、 そういう方は少数派なんですよね…。

少なくとも私は、 心の底では妻に負担がかかっているのはわかっていました。 でも、経験も知識もなかった私は、 妻に任せても大丈夫かな?と甘く見ていたわけですね。

(ヾノ・ω・`)石投げないでー。 今は反省しているからー。

夫には「危機的状況だ!」ということを伝えることが先決

お分かりの通り、 妻のワンオペを危機的状況だと思っていない夫も大勢います。

少なくとも、今あなたがこの記事を読んでいるということは、 あなたはワンオペに悩んでいるということですよね。 つまり、あなたの旦那さんも、 妻のワンオペをクリティカルにヤバいんだよっ てのを把握していないと思います。

なので、 「仕事をしている夫に悪いから」という考えは捨ててください。 今すぐに「私、精神崩壊しそうなほどヤバい!」って 夫に伝えてください。

耐えられるレベルだと自分で思っていても、 伝えた方がいいです。 本当に精神崩壊してからでは遅いですし、そもそも夫も後悔します。

「薄っすら気づいてたけど、 そこまでとは…何やってんだ俺は」 って、思うわけです。夫婦ともにどん底になる必要は全くないのです。

夫の仕事に支障が出るから…とか、 夫は仕事で頑張っているんだから…とか、考えてはいけません。 まずは、自己犠牲の精神を払しょくする必要があります。 夫はその言葉を鵜呑みにしてしまうので。

夫婦だからこそ、これからずっと歩んでいくからこそ、 今すぐに伝えて欲しい。ワンオペで危機的状況なんだよって。

「妻を手伝っている」から「夫も育児の主役」という認識にさせる

仕事に時間を費やしている夫は、 妻の育児を手伝っている、という感覚しかありません。

こんなに仕事をして、 こんなに手伝っているのだから、 平日はワンオペでも平気だろう…と、私自身思っていたのですね。

一日中、赤ちゃんをみた経験がないので、 どれだけ大変なのかがわからないわけです。

一日中、3歳児のお守をしたことがないので、 どれだけ消耗するのかがわからないわけです。

この「手伝っている」という認識を 「俺は主役だ」という認識にするためには、 丸一日、子供の世話を体験させるのが最も効果的です。

夫に一日すべてを任せて、思い切ってどこかに出かける ことを実行してみて欲しいです。

子供が心配ならば、 仮病でもいいので、具合が悪くて全く動けないとか、 色々理由をつけて夫にすべてを一度経験させてみて欲しいです。

よっぽど鈍感な夫以外は、 子供をみることの大変さをそこで認識するはずです。

奥さんが手伝ってはいけません。 すべてを任せる。何から何まで。 夫にワンオペしてもらうのです。

実際私は、子供が赤ちゃんだった時に、 休日にはオムツも変えて、寝かしつけもして、 ミルクも2~3回あげてというのを手伝っていました。

正直、この時、大変さは感じていましたが、 やってやれないことはないな、という感覚でした。

それもそのはず、だって、他の家事してないんですから。 しかも、妻と比べるとオムツの変える回数も少ないし、 ミルクをあげる回数も少ないし、 抱っこしている時間も少ないんですからね。

でも、それ気づかなかったわけですね。 だって、ほんの一部を手伝っているだけですから、 見えないわけですね。

そこで勘違いしてしまったのです。 あー、ワンオペでもやってやれないことはないな、と。 氷山の一角鹿見えてないのに、そう思っちゃったのね…。

だからこそ、夫にワンオペを体験させるのが 最も効果的なんです。

夫のやり方が気にいらなくても怒らない

はい、ここかなり重要です。 夫に子供を任せるうえで、絶対にやってはいけないことは、 「あー!それ違う!」とか、 「なんで、こうしないの?」とか、 妻のやり方を夫に強制してはいけません。

これをやってしまうと夫は、 「怒られないために何もしない」という選択肢を取ります。

つまり、指示待ち人間になってしまうのですね。

自主的にやってて、やり方が違うと怒られれば、 じゃあやらない、となるのは当たりまえです。 だって怒られたくないから。

やっても怒れらるし、やらなくても怒られるなら、 その場にいなくなれば怒られないと 夫は悟るわけです。

そして、夜遅くまで残業をするわけです。 怒られないために。

私は平日、怒られるのが嫌で毎日、 終電近くまで仕事をして帰っていました。 家にいると怒られるから。

妻の超絶狭いストライクゾーンを射抜かないと 怒られるので、マウンドに上がらないという選択肢を 取らざるをえないのです。

まあ、実際仕事も忙しかったので、 やるべきタスクをすべてやると終電間近になるわけですが、 仕事の質を落とせば、帰れないわけではなかったわけです。

しかし、家に帰って怒られるよりはいいし、 多分ワンオペでもなんとかなると思っていたので、 仕事を優先してしまったのですね。

何を言いたいかというと、 夫を育児の主役にするためには、 夫のやり方に口出ししないでくれ、ということです。

私がどうやって気づいたかというと…

私が、ワンオペがどれほど危機的状況なのかを気づいたきっかけは、 帰宅したらリビングで大の字で泣いていたのを見てです。

プライドが高くて、 仕事のできる妻が、大の字で泣いているのを見て、 こりゃやべーと思ったわけですね。

ナメック星で、 ベジータが第三形態フリーザにボコボコにされた時に見せた あの涙…みたいな感覚でした。サイヤ人の手で…フリーザを…みたいなね。

そこで私は、 妻に「妻限定、一日フリーパス券」をプレゼントして、 本当の休日を贈ったわけです。

そこで私は、ワンオペ体験をして修行をしたわけです。 もう、精神と時の部屋の方が数倍楽なんじゃないかって思った次第でした。 はい。

ワンオペにならないために夫に読ませる本

私は、このワンオペ問題が産後クライシスの一部だと知ったのは、 子供たちが大きくなってからでした…。

あの時この本に出合っていたら…という本があります。 それが、「妻のトリセツ」という本です。

妻のトリセツ

産後クライシスを迎える前に読むと、 より効果的に夫婦仲が改善する内容です。 本の中で著者も、出産前もしくは子供が小さい時に、夫が読んで欲しい本と言っています。

女性がどんなことを思う傾向にあるか、 どんな意味でその行動をとったか、 などが実例を交えて書いてある本です。

すべての女性に当てはまるとは限りませんが、 少なくともうちの妻にはかなり当てはまりました。

ワンオペで悩んでいるならば、 夫にぜひともプレゼントして欲しいと思っています。

妻のトリセツ・妻と仲良くするために夫が読むべきおすすめの本

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